アクセンチュアとアバナード、マイクロソフト テクノロジーでデータ レディネスと生成AIを加速するための機能を拡張

マイクロソフトとの協業により、Microsoft Fabricを活用したリーダーシップレポートおよびインテリジェンス機能を刷新・拡張

※本リリースは、米国本社から発表されたプレスリリースの抄訳です。

【2023年11月15日 – 米国ニューヨーク発】　アクセンチュア（NYSE: ACN）とアバナードは、Microsoft Fabricを活用して、企業がデータ レディネスを加速し、インサイトによりアクセスしやすくし、AIの基盤を構築できる新しいサービスを発表しました。これは、4,000人のFabric認定プロフェッショナルの実践に支えられています。最近発表された生成AIに関する協業の一環として、顧客が仕事を生成AIで再構築するためにMicrosoft Copilotソリューションをカスタマイズおよび拡張するための新しい機能です。

アクセンチュアのシニア・マネジング ディレクター兼マイクロソフト ビジネス グループ リーダーであるクリス・ハワース（Chris Howarth）氏は、次のように述べています。「データは、クラウド上の強力なデジタル コアの一部として、企業全体の改革を推進する重要な原動力となっており、AIによって飛躍的な価値を実現するための先駆けとなっています。アバナードとともに、Microsoft Fabricによるデータ対応力の強化から、Microsoft Copilotsによる生成AIの採用促進まで、お客様がデータとAIの変革力を活用できるよう支援しています」。

アクセンチュアの最新調査によると、Cレベルのリーダーのうち2023年にデータとAIに対する支出を増やしたのは50%でしたが、2024年には75%が支出増を予定しています。

アバナードのチーフ グロース オフィサー兼グローバル テクノロジー ビジネス グループ リードであるクレイグ・ゴースライン（Craig Gorsline）は述べています。「お客様は、AIの時代に対応するためにデータ変革を加速しています。Microsoft Fabricと長い間連携してきたアバナードは、お客様が必要とするデータ、分析、AIからの価値を提供するために最適です。アクセンチュアと共に、Microsoft Fabricの包括的な提案、経験および取り組みで、お客様がAIイノベーションを実現するためのデータ基盤を構築するお手伝いをします」。

Microsoft Fabricによるデータ レディネスの強化
アクセンチュアとアバナードは、アクセンチュアによるデータとAIへの30億ドルの投資の一環として、認定プロフェッショナルのプラクティスを構築し、組織がエンタープライズ全体の数千のソースからデータをまとめることができるMicrosoft Fabricの計画、設計、開発、試験、展開を支援しています。新しいMicrosoft Fabricアクセラレータとアセットには、セキュリティ レディネス評価、データプラットフォームの近代化を迅速化するための移行アプローチ、およびファイナンス、顧客販売およびサービス、サプライチェーン、製造、小売、消費財などの業界および機能向けのアクセラレータが含まれています。また、アクセンチュアのAIアカデミーの一環として、即戦力となる人材を育成し、Fabricを使用した変革を加速するため、Microsoft Fabric専門のトレーニングプログラムの提供を開始しました。

アクセンチュアとアバナードは、マイクロソフトと協業し、同社の社員が製品組織全体にわたってデータおよびインサイトにアクセスし、管理し、行動できるよう支援します。両社はマイクロソフトがMicrosoft Fabricを使用してセルフサービス分析機能を提供することで、データのパワーを解き放ち、社員がより迅速にイノベーションを起こせるよう支援しています。簡素化された統合プラットフォームにより、マイクロソフトはAIの導入を加速するために必要なデータ基盤を手に入れました。

アクセンチュアは、Microsoft Fabricを使用して、74万3000人の従業員のデジタルユーザーエクスペリエンスを変革し、従業員エクスペリエンスに関する新しいインサイトを提供しています。一方で、アバナードはFabricを使用して、最終段階のデータ供給を簡素化し、より多くの従業員に企業データへのアクセスを広げ、インサイトまでの時間を短縮しています。両社は、自身の経験と学びをクライアントプロジェクトに応用しています。

マイクロソフトで加速する生成AI
アクセンチュアとアバナードは、Microsoft Copilotsを活用したカスタム生成AIアプリケーションの開発を支援します。これには、Microsoft 365 Copilot、Copilot for Sales、Copilot Studio、Azure OpenAI、Azure Machine Learning、およびMicrosoftプラットフォームが含まれます。Accenture Center for Advanced AIを活用することで、両社は大規模言語モデル（LLM）の選択と微調整を支援し、新しい生成AI機能を構築することができます。

アクセンチュアとアバナードは、マドリードに本社を置き、世界24カ国で事業を展開し、90カ国以上でビジネスを展開する世界的な総合エネルギー企業であるレプソル社と共同で、Microsoft 365 Copilotの導入に取り組んでいます。レプソル社の生成AIコンピテンス センターを通じて両社は、生成AIコンピテンス センターを通じて生成AIの準備状況を評価し、ガバナンスモデルを確立し、技術を最大限に活用するための人材育成を進めています。また、世界的な大手インフラ企業であるフェロビアル社では、Copilotプログラムの価値を最大化するために、ユースケースにおける学習やベストプラクティスの共有、トライアル参加者のトレーニング、より広範な導入に向けたより広範な採用のためのビジネスケースの構築を支援しています。

新しいCopilotアセットでは、サプライチェーン、金融、人事、IT、小売、銀行、保険、石油・ガスなどの分野で、機能、業界、役割に特化した機能により、導入の加速化を支援します。このアセットとアクセラレータは、アクセンチュアとアバナードのセキュリティ ベスト プラクティスを活用し、企業のセキュリティおよびコンプライアンス要件への対応を支援します。

アクセンチュアとアバナードは、包括的なトレーニング イニシアチブを通じてスキルを習得した数千人に及ぶマイクロソフトの生成AI専任プロフェッショナルを擁しています。両社は、合わせて24万人以上のマイクロソフト スキルを持つ人材を擁しており、その中にはマイクロソフト テクノロジーの提供に専念する6万5千人のプロフェッショナルが含まれています。

＊日本での展開は未定です。決まり次第ホームページでお知らせします。