【2022年6月30日 - 東京発】 マイクロソフト ソリューション プロバイダーとして業界をリードするアバナード株式会社（本社：東京都港区、代表取締役：安間 裕、以下アバナード）は、日本市場向けに独自開発した企業向けクラウド サービス「Avanade Intelligent Explorer」を発表しました。Avanade Intelligent Explorerは、電子ドキュメントまたは紙資料をスキャンしたデータに基づき、AIによるファイル分析や自動インデックス付け機能を提供するSaaS型ソリューションです。検索時に自然言語処理や検索履歴学習など高度なAIナレッジを活用することで、簡単・効率的に検索対象を発見することができます。

大量の紙・電子資料の保管や、その中から有用な資料を探し出す作業は非効率的です。特に電力業界などプラントや工場を持つ企業では、顧客から蓄積された大量の紙資料を探し出す作業や、保管や捜索のための費用は、共通の課題となっていました。これを受けアバナードは、紙資料をデジタル化で検索性を向上させ、ナレッジを有効活用できるソリューションの開発を実行しました。現在も顧客との対話を重ねながら、様々な機能を追加しています。

Avanade Intelligent Explorerは、クラウドにファイルをアップロードして利用できるほか、顧客環境にあるファイルサーバやクラウド環境にあるファイルアーカイブ、Webサイトなどを検索対象としています。このため、どのデータソースに対しても一元的にサービスを利用できる環境が整い、検索時間を大幅に削減できます。独自の画像検索機能も備えているため、ファイルをPDF化しAIのOCR（光学文字認識）分析を行うことで、テキストと同様に検索、自動タグ付けが可能です。検索結果は、AIが自然言語処理を実行して文意を正確に分析した上で表示させるほか、Avanade Intelligent Explorerの運用を継続することでダウンロード回数の多いファイルから優先表示させるため、継続的に自動成長した結果を表示できます。

Avanade Intelligent Explorerファイル検索画面

本ソリューションの責任者であるデリバリマネジメント シニアディレクター 楠 貴裕は、以下のように語っています。「Microsoft Azureの豊富なAI機能を活用したAvanade Intelligent Explorerで企業に眠る膨大なナレッジを掘り起こし、資産として有効活用できるよう支援します。本ソリューションで、ナレッジや人への新たなアクセスを創出し、人材価値を最大化し、企業のDXに大きく貢献できると確信しています。」

アバナード代表取締役の安間 裕は、以下のように語っています。「日本企業には、莫大な情報が、紙、手書き、画像、動画も含め、さまざまな形で眠っています。それらの情報は過去を継承するだけでなく未来を創造していくための宝物です。Avanade Intelligent Explorerは、そういった眠っていた資産をAIによって“利用可能で価値ある情報”に再生し、情報ドリブン型経営の実現を強力に後押し出来るものと確信しています。」

アバナードでは、今後も幅広い企業に向けてAvanade Intelligent Explorerを訴求し、DX推進を支援していきます。

サービス詳細情報：https://www.avanade.com/ja-jp/solutions/analytics-and-ai/avanade-intelligent-explorer