マイクロソフトソリューションプロバイダーとして業界をリードするアバナード株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：鈴木淳一、以下アバナード）は、第 6 回年次カンファレンス「Fuel: Innovation, Leadership and Technology」を開催しました。今年のカンファレンスには、アジア太平洋、日本、ブラジル、ヨーロッパ、北米の100以上の大学から750名以上のインターン、STEM奨学生、社会人学生が参加しました。

このハイブリッド形式のイベントでは、協力して学び、明日のリーダーを目指す若い才能を応援する機会を提供しています。カンファレンスが始まって以来、参加者数は前年比で49%増加しています。

今年のカンファレンスのテーマ「Imagine What You Will Do!」は、ヘルスケアと教育分野が直面する主要な課題に対して、革新的な解決策を検討することを目的としています。アバナード主導のメンターシップ、エキスパートセッション、ワークショップにより、参加者は、テクノロジーとAIに焦点を当てたトピックを幅広く探求しながら、ソフトスキルとテクニカルスキルを習得しました。

3日間のカンファレンスは「AI for a Better Future (より良い未来のためのAI) 」を中心とした48時間のハッカソンでクライマックスを迎え、参加者は、社会にプラスの影響を与える革新的なソリューションを共同で構築するという課題に挑戦しました。アバナードのメンターはコーチングを提供して、アイデア開発のプロセスに沿った指導やサポートを行いました。

権威ある審査員団は、ビジネスの実行可能性、顧客重視、運用の実現可能性、革新性、倫理的配慮、プレゼンテーションスキルに基づいて、大賞受賞者を2チーム選出しました。アバナードは、受賞したすべてのチームに継続的なメンターシップ、定期的な進捗確認とフォローアップ、パートナー企業からの追加サポートを提供し、提出されたアイデアがさらに発展し、継続的に成長できるよう支援します。

グランプリ受賞者の1つは日本のチームで、高等教育において視覚障がいのある学生の学習体験を改善することを目的としたAI搭載デバイス「Secret Gadget LAB」を設計しました。日本では、障がいのある生徒の入学が増加している一方で、視覚障がいのある生徒の登校率が低下しているため、教科書へのアクセスの難しさや講義への理解を深めるための支援など、アクセシビリティへの課題に向けたソリューションの必要性を強調しました。

もう1つのグランプリ受賞者は英国のチームで、AIを活用した医療従事者向けのトレーニングソリューション「MedLearn」を開発しました。多くの医学生は、実際に患者とやり取りを行う前に十分な練習の機会を持てないでいることに着目し、臨床医と患者のやり取りをシミュレーションできるアプリを設計しました。このアプリでは、診断とコミュニケーションスキルを練習するためのバーチャルプラットフォームを提供し、実際の臨床現場に向けた自信と準備の強化を目的としています。

アバナードのコーポレートシチズンシップ担当グローバルリード、ヘバ・ラムジー (Heba Ramzy) は、次のように述べています。
「アバナードは、次世代のテクノロジーリーダーの育成に取り組んでいます。Fuelは単なるカンファレンスではなく、若いイノベーターが実証実験を行い、協力し、AIの未来を形作るために積極的に参加し、社会に貢献していくためのプラットフォームです。若い才能に投資することで、テクノロジーの進歩を推進するだけでなく、事業を展開するコミュニティの成長にも貢献しています」

アバナード主催のFuelカンファレンス、次世代のテクノロジー リーダーを支援

アバナード主催のFuelカンファレンス、次世代のテクノロジーリーダーを支援