背景
KEHA開発管理サービスセンター (KEHAセンター) は、フィンランドの行政機関に業務遂行のためのツールを提供しています。Azureクラウド内のデータ量の増加に伴い、データライフサイクル ビジネスモデルを使用してデジタル トランスフォーメーションを推進します。クラウド内のデータ保持やデータ管理が増加したら、関連する新しいポリシーを使用してMicrosoft 365の使用を補完します。KEHAセンターはMicrosoft 365 E5のライセンスを保有していたものの、センターのIT部門はそのツールや機能を熟知していませんでした。KEHAセンターは、重要課題であるデータの安全性保護を実現するため、E5の最適化に関するアドバイスを求めていました。
「変革は始まったばかりですが、既に結果は見えています。これは、セキュリティプロセスを作成するだけで忘れられてしまうプロジェクトではありません。KEHAはフレームワークを使用しています。変革の旅は終わっていないのです。」
ソリューション
アバナードはKEHAセンターのIT部門メンバー向けにワークショップを実施し、Azure Information Protection (AIP) のラベル付けとデータ損失防止 (DLP) を使用したデータの保持とセキュリティに関する要望、概念実証、ユースケースを明確にしました。E5とMicrosoft Azureを使用したDLPポリシーとデータ管理ロードマップも共同作成しました。また、新しいユースケースを導入し、最適に情報セキュリティを管理する方法についてもアドバイスしました。
成果
KEHAセンターは数週間で、革新的なデータ保持モデルとフレームワークを使用してデータをクラウドに移行し、将来的なデジタルトランスフォーメーションのプロジェクトを導入しました。標準的なポリシーと特化したデータセキュリティロードマップを作成しています。これらのコンポーネントにより、さらなる内部データガバナンスと保護ポリシーが機能するようになります。
統合および自動化されたセキュリティを備えたE5の生産性アプリケーションによって、KEHAセンターのID保護と脅威からの防御はより強固になりました。情報保護機能と高度なコンプライアンス機能が、データ管理とリスク軽減の両立を実現しています。
Microsoft 365を活用したワークスペース エクスペリエンスの変革をアバナードがどのようにお手伝いできるかについては、こちらをご覧ください。
