Loading...

つながりと共同作業のための場所を生み出す

執筆者:Stef Shoffren

この記事は IT Brief Australiaに掲載されたものです。

現在、そして未来の職場エクスペリエンス は、数年前に想定していたものとは大きく異なっているようです。
2019年以降に起きたこの変化がこれほど長く続くことや、その影響がこれほど深刻になることは、誰にも想像できませんでした。

在宅勤務が一般化する以前は、オフィス勤務がほとんどでした。
1日の仕事が終わると、従業員は家に帰って「スイッチを切る」ことができ、仕事とプライベートの時間の間に明確な線を引くことが出来ていました。現在、企業や組織は新入社員をリモートで迎え、従業員トレーニングやチームの絆を深める活動はバーチャルで行われています。
従業員にとって重要な瞬間は様々なデジタルコミュニケーションチャネルで祝われ、共同作業は境界のないものになりました。

銀行の窓口係、病院の看護師や病人運搬者、小売店の店舗スタッフなど、労働の大部分は重要な第一線で働く人々で構成されています。
そして世界が突如としてリモートワークに移行したとき、このような現場で働く人々はそのための設備を持たず、組織の他の部門と常につながるためのツールもないことが明らかになりました。
しかし、よりスマートなテクノロジーとMicrosoft Teamsのようなツールのおかげで、オフィス勤務を基本とする従業員と現場での仕事を基本とする従業員との間のデジタルギャップは縮まりつつあります。

Microsoft Vivaの登場により、これからの仕事では、最前線や現場ベース、知識やデスクベース、オンサイト、オフサイト、ハイブリッド、フレックス、フルタイム、パートタイム、ジョブシェアリングなど、あらゆるタイプの従業員にスムーズで一貫した体験を提供することが出来るようになります。
Microsoft teamsを統一的な体験として使用するVivaは、コミュニケーション、知識、学習、リソース、インサイトを統合し、組織の文化を育成と共同作業を可能にするMicrosoftの従業員エクスペリエンス・プラットフォームです。

Vivaには4つの主要テーマがあります。
これはMicrosoft Teamsによって実現可能であり、雇用主と従業員のコミュニケーション、知識の共有、リモートでの健康サポートを可能にします。

  • つながり
    組織は現在、Microsoft Teamsを活用して従業員同士が繋がれるようにしています。
    従業員は、組織内で起きている事や自分にとって本当に重要な話題について、個人用のニュースフィードまたはダッシュボードから知ることが出来ます。
    そうすることで、私たちが リモートまたはハイブリッドの職場で失っている相互信頼の強い意識を培い、高レベルのエンゲージメントを形成し、従業員が人とのつながりを再構築する場所を生み出しているのです。
  • 健康
    在宅勤務で適切なワークライフバランスを保つのは困難です。
    メンタルヘルスと健康の重要性がますます注目されている今、この側面は特に重要であると言えます。
    VivaはMicrosoft teamsを使用して、ユーザーの「バーチャル通勤」を可能にし、平日の仕事を中断して家族と過ごし、翌日の仕事に備えてリフレッシュすることを促します。
    また、このアプリケーションは、燃え尽き症候群の危険性を示す行動に注意を促すことができるため、マネージャーが苦しんでいるチームに手を差し伸べサポートすることを可能にします。
    アバナードでは更に一歩進んだ取り組みを実施しています。
    従業員のインサイトに基づいた行動変容を促すツールを導入し、従業員が適時に適切な行動を取り、無理をしないようにサポートしています。
  • 学習
    Microsoft Teamsは、第一線で働く人々が簡単にアクセスでき、成長意欲を持ち、常に学習する姿勢を実現します。
    自然な仕事の流れの中で学習できるようにすることで、従業員は大規模な組織で利用できる無数の学習管理システムから簡単にコンテンツへアクセス出来るようになります。
    また、特定のチームやプロジェクトに合わせた学習が可能になり、リモートワークが先行するハイブリットワークの新時代でも従業員の成長と活躍を支援します。
  • 知識
    Vivaには知識機能が内蔵されており、手作業でドキュメントを検索・管理する手間を省くことが出来ます。
    これにより、大企業では大変な作業となる文書を探すストレスから解放されます。
    Microsoft TeamsのAI機能は、適切なデータを見つけ、エンドユーザーが使いやすいフォーマットに落とし込む役割を担い、ワークフローを改善し、従業員のエクスペリエンスを豊かにします。
    例えば、新入社員が役割に応じた情報に簡単にアクセスできれば、学習プロセスはよりシンプルで魅力的なものになります。

これらの機能が一体となることで、Microsoft Teamsは多くの企業のデジタル戦略基幹となって、シンプルなコミュニケーションから従業員のエンゲージメント、更には学習と人材開発をも実現しています。そしてこの進化はまだ終わりではありません。
今後更に、第一線で働く人々がMicrosoft Teamsとの関わりをより深め、より影響力のある方法でアプリケーションを活用すると私たちは予測しています。

アバナードがクライアントのワークプレイスアプローチの刷新を行い、ビジネスと従業員の成長を実現した方法についてはこちらをご覧ください。
カテゴリー ワークプレイス
タグ

原文:Four Main Themes Of Microsoft Viva | Avanade Insights Blog

ページをシェア