「IDCのインタビューに対し、顧客は、アクセンチュアとアバナードが有するマイクロソフト製品に関する技術的な専門知識、アジア太平洋地域におけるデリバリー能力、スケーラブルな人材を称賛していた」と本レポートで報告されています。
また、「アクセンチュアとアバナードの緊密な連携体制が、Dynamics 365サービス市場における主な差別化要因となっており、アクセンチュアが有するコンサルティングサービスや業界の専門知識と、アバナードの数十年にわたるDynamics 365製品の専門知識を組み合わせることで、顧客に変革の成果をもたらしている」とも述べられています。
このIDC MarketScape調査では、アジア太平洋地域におけるMicrosoft Dynamics 365の導入ベンダーを対象に、サービス提供能力のほか、Microsoft Dynamics 365を成長戦略に沿って導入拡大する能力を評価しています。
アクセンチュアとアバナードは、豊富なリソースと知的財産、カスタマージャーニーの要所におけるカスタマイズしたソリューション、同地域でDynamics 365導入サービス専門スタッフを最も多く擁する強力な人材基盤などの強みが評価されました。
「アクセンチュアとアバナードは、Dynamics 365導入支援の段階に応じたサポートを目的とする圧倒的な知的財産を保有している。評価、移行、導入フレームワーク、自動化などに関する知的財産の範囲の広さは、顧客のビジネスケースに合わせて構成されており、再現性が高い」
また、本レポートでは、アクセンチュアとアバナードの主要な差別化要因にも焦点が当てられました。これには、Accenture myConcertoプラットフォームや、アクセンチュアの業務プロセスモデルをマイクロソフトのDynamicsプラットフォームまで拡張したアバナード インテリジェント エンタープライズ ソリューション (AIES) など、Dynamics 365上に構築されたツールや知的財産が含まれます。
また、アクセンチュアとアバナードは「マイクロソフト製品の専門知識、Dynamics 365プラットフォームを使用した大規模なトランスフォーメーション プログラムの提供経験は、ヘルスケア、公益事業、小売、銀行を中心とする各業界に関する専門知識に優れた導入パートナーを探している企業に最適である」と評されています。
IDCについて：IDC MarketScapeは、特定市場におけるICTサプライヤーの競争力の適応度を把握できるベンダー分析モデルです。調査方法として、定量的および定性的な評価基準に基づいた厳密な採点手法を用いています。調査結果は当該市場における各ベンダーの位置付けを示す、1つのグラフィックスによって図示されます。機能スコアはベンダーの製品、市場投入、および業務遂行を短期的に評価し、戦略スコアは今後3〜5年間のベンダーの戦略と顧客のニーズとの合致を評価します。ベンダーの市場シェアは、グラフィックにおけるバブルの大きさで表現されます。
