Loading...

Treasury Wine Estates社のIT刷新事例

ビジネスの状況

世界各地でワインを製造・販売しているTreasury Wine Estates(TWE)は、社内で運用していたメッセージングシステムを、Office 365の電子メールコンポーネントであるExchange Onlineへ移行することを決めました。社内ITチームの専門知識をより戦略的に価値のある活動に生かすべく、当プロジェクトが計画されたのです。IT部門は、日々の負担となっていたメール管理業務から解放され、より価値のあるプロジェクトに取り組める環境が整いました。

世界規模で運用されていた社内の電子メールシステムは、TWEの2か所の主要サイトに分散し、世界各地のユーザーにサービスを提供していました。メルボルンとナパバレーに拠点をおくデータセンターから3,500以上のメールボックスが移行されましたが、エンドユーザーへのサービス中断を最小限に抑えるため、移行作業は現地ユーザーの営業時間外に実施されました。この移行作業の一環としてTWEは、デスクトップをWindows7へ更新するプロジェクトも合わせて実行することを計画しました。

"アバナードの支援によって、TWEはメッセージングの移行とMicrosoft Office 365の導入を、エンドユーザーへのリスクを抑えながら短期間で完了しました。Office 365の導入により、世界規模で俊敏性が高まり、当社を代表するワインブランドのポートフォリオが拡大を続けています。アバナードはテクノロジープラットフォームへの理解が深く、彼らの力により、私たちはリリースプランニング、スケジューリング、コミュニケーションプランニング、変革戦略、サービス導入の範囲設定・準備・実行に役立つプランニングツールと情報資産を手に入れることができました。"

Ash Peck氏、 Treasury Wine Estates、CIO

ソリューション

TWEは、同様の移行実績を持つグローバルパートナーを探していましたが、Office 365と共存できる環境構築とExchange Onlineへの移行計画の設計および実行のパートナーとして、アバナードを選定しました。アバナードは、TWEのニーズについて聞き取り調査を行って将来のプランを理解し、競争の激しい市場で展開する同社にとって最適なソリューションを提案しました。

TWEは、マイクロソフトに関する豊富な専門知識を評価し、アバナードを指名しました。シングルサインオン、DirSync、Exchangeとのハイブリッド展開といった、Office 365と共存する社内運用システムの設定について、アバナードのチームが豊富な知識を有していたため、TWEはパイロット運用から本番稼働までの一連のプロジェクトを短期間で完了することができました。Office 365のサービスはすぐに利用できるようになり、移行に伴うコスト削減も実現しています。

成果

TWEは、短期間で次のようなプロジェクトの成果を挙げることができました。
  • Exchange Onlineへの移行により、メールボックスのデータサイズが従来の平均サイズの50倍になり、アーカイブの必要性や情報検索に要する時間の削減に繋がりました。
  • オンプレミスの電子メールに使っていたハードウェアの保守が不要となり、IT運用コストが削減されました。特にSANストレージが大幅に削減されたことにより、コスト削減だけでなく、今後の他のサービスへの再利用も見込まれます。
  • Exchange Onlineによってメールシステム全体が利用しやすくなり、TWEの競争力向上に寄与しました。

Treasury Wine Estates

Treasury Wine Estates事例ダウンロード

その他の事例

ページをシェア
閉じる
Modal window
Contract