インクルージョン&ダイバーシティ

インクルージョン&ダイバーシティは、性別、人種、民族、性的指向などに限定せず、大切なことは、アバナードの社員全員が真の帰属意識を感じられるようにすることです。だからこそ私たちのインクルーシブなカルチャーの一員となり、自分らしく活躍し、共に成長していく仲間になってくれることを願っています。

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追い風を作りたい

アバナードは2000年の創立以来、インクルージョン&ダイバーシティ(I&D)に関して目標を設定し、遂行してきました。まずは、「テクノロジー業界には女性が少ない」という課題に焦点を当てるところから始まりました。問題の本質に対処するため、アバナードは女学生や若い女性にSTEM(科学、テクノロジー、エンジニアリング、数学)の魅力を伝え、奨学金を提供し、プログラムを立ち上げました。

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インクルージョン&ダイバーシティの実現

しかし、インクルージョン&ダイバーシティは、1つのグループや1つの課題に限られるものではありません。これを実現するには、毎日、すべての人が、あらゆることに取り組む必要があります。この取り組みは、船に例えるなら順調に航行するための追い風なのです。アバナードのインクルージョンの文化の醸成には、性別、国籍、年齢、性的指向・性自認・性表現、障がいの有無・人種・宗教(全ての人々と、その人生における全てにおける段階)などのあらゆる属性を考慮に入れていなければ、不十分だと言えます。アバナードでは性別、国籍、年齢、性的指向・性自認・性表現、障がいの有無などの属性に左右されず、個性を強みとして実力を発揮できるような環境を提供しています。

 

全ての行動にインクルージョン&ダイバーシティを

アバナードのインクルージョンとダイバーシティ(I&D)のビジョンは、世界で最もインクルーシブな企業の 1 つとして認められることです。これを実現するために、私たちの行動は、自発的な行動、継続的な学び、エンゲージメントという 3 つの戦略的柱を中心に構築されています。アバナードではI&Dの進捗が把握できる明確な目標を設定し、社員全員が四半期ごとにその目標の達成状況を確認できるようにしています。

アバナードのI&Dのフレームワークは以下の3つのコンセプトに根差しています。

インクルーシブな未来を共に築く 

アバナードは、世界で最もインクルーシブな企業になることを目指しており、そのためには、従業員、クライアント、コミュニティにとって重要なことを行う必要があります。

アバナードのコミットメントの実践

アバナードでは、インクルージョン&ダイバーシティに基づいた行動が、人との接し方から、意思決定の方法や市場に提供するソリューションに至るまで、すべての取り組みに組み込まれています。私たちの戦略的な優先事項は、インクルージョンな方針とプロセスを構築するだけでなく、インクルーシブな行動を定義し推進することによって実現されます。私たちは、インクルージョン&ダイバーシティをどんな時も実践すべき規範と考えています。
 

PRIDE at アバナード

1. LGBTQ+に関して、社内に専用のポータルを設け、同性婚の社員のベネフィット、ハラスメントの禁止、社内外の相談窓口や出張時の注意点などの情報を共有しています。そして、行動規範の一つにある「共に偉大さを認め合う」の追及に必要な基盤に「インクルージョンと心理的安全性」が必要であると明言しており、ベネフィットの申請や相談にも特に心理的安全性に配慮しながら対応をしております。

2. 社員が正しい知識を理解して行動できるよう、管理職と非管理職に分けてLGBTQ+に関する研修を行い、用語に関する基本的理解やカミングアウトを受けた際の対応の仕方、SOGIハラを防止する為の言動などを学習する場を設けております。また、アウェアネス向上のため、当事者の方の気持ちをより理解できるようストーリーテリングセッションも行っております。

3. 2024年の4月には性別による差別や偏見がなく前向きに生きていくことができる社会の実現に向けて「東京レインボープライド」に初の自社専用のブースを設けて参加をしてきました。社内にはLGBTQ+をテーマとした従業員ネットワークがあり、その参加数は徐々に増加しています。 

多様なPwDの社員と共に

アバナードでは、障がいをお持ちの方をPwDと呼び、積極的に採用をしています。「PwD」という呼び名はPersons(People) with disabilitiesの頭文字を取ったもので、「障がい者」と呼ばず「障がいをお持ちの方」という柔らかい表現を用いることを意図しています。
PwDの社員の配属先はClient FacingからCore Service(バックオフィス)まで幅広く、多様な業務にアサインされています。障がいの種類も多様でご自身の強みと業務がマッチし、配慮が十分行き届いた環境で活躍できるよう人事・部門と連携をとりながらサポートしています。また、日頃の相談がしやすいようにキャリアアドバイザーやスーパバイザ―との1on1も定期的に行われており、当事者と周りの仲間の双方にとってより働きやすい環境を築けるように日々努めています。

「障がいに関するエチケット研修」の実施

アバナードでは全社員向けに「障がいに関するエチケット」研修を年に一回実施し、多様な障がいに関する理解と配慮について学習の機会を提供しています。職場で実際に起こりそうなケースを例として取り挙げ、PwDの社員に対するコミュニケーション方法や接し方に対するポイントを伝え、PwDの社員の困り事を自分事として捉えることで日常の業務で生きるような内容になっています。そして、最後にはクイズに答えることで習熟度が図れるようになっています。
「ニューロダイバーシティ」のツールキットの提供

IT分野に親和性が高いと言われている、ニューロダイバーシティ(脳の多様性)の分野では特に専門的な知見を高めるために「ニューロダイバーシティ ツールキット」を作成しております。ニューロダイバーシティとは、個々の脳や神経の違いを多様性と捉えて互いに尊重し、インクルーシブにするという考え方で、自閉スペクトラム症(ASD)・注意欠如・多動症(ADHD)・読字障がい・算数障がいなどの診断が含まれます。
ニューロダイバーシティのあるチームはニューロダイバースが無いチームよりも最大30%も生産性が高いケースが見られたという研究結果がでており、この分野は益々注目度が高い分野となっています。アバナードでは脳の多様性による強みが生かせる特性や課題、サポ―トなどの例がキットになって閲覧できるようにしています。このツールキットは日本のみならず全地域で使用しており、特に注力しております。
PwD当事者とその上司によるパネルトークを開催

社内の認知を高めるためにADHDの当事者の社員とその上司の日常業務の様子が分かるパネルトークを実施しました。当事者の社員が自分の特性を伝え、どういう配慮が必要なのかを職場の仲間に伝えて理解してもらいキャリアの幅を広げていったエピソードが語られました。また、職場での課題感を当事者目線で発することでPwDとその周りの仲間がお互いに相手の立場を尊重することの重要性を真に説きました。
 

 
従業員ネットワーク“DiversAbility Japan”の誕生
アバナードでは現在4つの従業員ネットワークが発足し、テーマごとに共通のテーマに基づいて活動をしています。そのうちの一つである「障がい」をテーマにしたDiversAbilityは意識の高いメンバーが自発的に集まって積極的に活動をしています。4月の発達障がい者週間ではその象徴とされる青のリボンに情報が読み取れるQRコードを付けて配布して啓蒙活動をしました。メンバーのお手製のリボンは、認知を高めて正しい知識を持ってもらいたいという願いが込められていました。
また、DiversAbilityの一つのChapterとして、PwD当事者のみが集まるスモールグループも発足し、手話やチャットなどを使い、さまざまな障がいを持った社員が和気あいあいとコミュニケーションを取る場を提供しています。

インクルージョン、ダイバーシティ、ウェルビーイングの優先事項

アバナードのインクルージョン、ダイバーシティ、ウェルビーイングの優先事項は、次の3つの柱に集約されています。

  1.   代表性: 職位に関わらずすべての社員が、市場やクライアントを代表するようにし、性別、民族、性的指向な   どを含めま す。
  2.   文化: インクルージョンとウェルビーイングを当社の文化や働き方に組み込み、企業文化の変革に全社員を活   性化し、リーダーが支援的で協力的な環境を育む模範となるようにします。
  3.   認定: ダイバーシティ、インクルージョン、ウェルビーイングのリーダーとして、社員、クライアント、市場   から認められることを目指します。

従業員ネットワーク

インクルージョンとダイバーシティに対する当社のコミットメントは、さまざまな形で表れていますが、従業員ネットワーク(EN)ほど目に見えるものはないでしょう。アバナードの14のENは、それぞれがエグゼクティブコミッティーのチャンピオンによって支援されており、一人ひとりのユニークな能力、視点、声を称えるコミュニティを形成しています。アバナードでは、3,000人以上の従業員が少なくとも1つのENに所属しています。 

 

活動中のアバナード従業員ネットワーク(2023年8月時点)

  • Adelante: Latinx Employee Network

  • All Generations Employee Network (two chapters)

  • Asian Employee Network

  • DiversAbility Employee Network (six chapters)

  • Indigenous and First Nations Australia

  • INSPIRE Black Employee Network (seven chapters)

  • Jewish Employee Network

  • Military Veterans Employee Network (two chapters)

  • Multicultural Employee Network (five chapters)

  • Muslim Employee Network (two chapters)

  • Parents Employee Network

  • Prism: LGBTQ+ Employee Network (eight chapters)

  • South Asian Employee Network

  • Women’s Employee Network (11 chapters)

受賞歴

2020年以降、以下を含む150+以上の雇用者賞を受賞しています。 

  • 雇用主の上位1% - Leading Employers 
  • Best Places to Work in IT 2023 - Computerworld 
  • Diversity in Security Excellence Awards受賞 2024 - Microsoft  
  • European Diversity Awards - 2023 Company of the Yearおよび2024 Hero of the Year: Barry Pettitt
  • TLCライオンズ・ヒューマン・アワード - 最終選考に残り、数々の賞を受賞
  • Empower listing 2024には、Miranda Oben Black
  • Tech Achievements Awardsが含まれています 米国 - INSPIRE Employee Network 
  • ウー
  • マン・オブ・ザ・イヤー2023、Everywoman:Pamela Maynard(当時アバナードCEO)
  • Empower Future Leaders ロールモデル:Rioh Burke-Derby 
  • 最も刺激的なウェルビーイングリード 高く評価される:エミリー・ウォーレン(This Can Happen Awards)
  • ウェルビーイング・リーダー・オブ・ザ・イヤー:エミリー・ウォーレン(InsideOut)

リーダーシップのコミットメント

アバナードには、グローバル・チーフ・インクルージョン&ダイバーシティ・オフィサーとI&Dおよびウェルビーイングの専門家チームがいますが、アバナードは、すべての従業員がキャリアの希望を達成できるインクルーシブな雇用主にするために、あらゆるレベルの従業員が自らの責任を持ち、貢献しています。アバナードの執行委員会はすべて、インクルージョン、ダイバーシティ、ウェルビーイングに関するコミットメントを掲げており、四半期ごとに評価と報告を行っており、世界中の1,300人以上のリーダーが「アバナードのウェルビーイングとインクルージョンによる勝利」トレーニングに参加しました。また、半年に一度の従業員調査の一環として、インクルージョンとウェルビーイングを追跡し、誰もがベストを尽くせる環境を作る責任をリーダーに負わせています。

多様な強みを活かす

ビデオ
次世代の女性リーダーをどのようにインスパイアしたらよいのでしょうか?

ギータにとって重要なのは、自分の情熱と興味を活かし実世界の問題を解決し、女性にとってのカタリストやロールモデルになることです。

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誰もが所属感を持てる職場をどのように作ればよいでしょうか?

ジャックスにとって重要なのは、一人ひとりが本来の自分になれる、自分らしくいられる環境にいることです。

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どのようにチャレンジを強みに変えますか?

カシアにとって重要なのは、全員が最高の自分になるために必要なサポートを受けられるようにすることです。

重要課題に共に取り組むための第一歩

課題やニーズについて詳しくお聞かせください。アバナードの適切な専門家がサポートいたします。

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