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「DesignOps」で、伊藤忠商事の全社イントラとモバイルアプリに新しいユーザ体験を。

背景

伊藤忠商事株式会社(以下、伊藤忠商事)のイントラの歴史は1998年に構築したJavaベースのWebサーバーから始まる。当時はServletでイントラのプログラムを開発し、それをベースに手組で要件を盛り込みながら運用を行っていた。2003年には情報子会社がスクラッチ開発したポータルサービスを導入し、2016年まで維持されてきたため、運用面では時代にそぐわない非効率さが目立ち、コンテンツを更新するためにはHTMLの知識が必要となるなどメンテナンス面でも大きな負担となっていた。

同社は、老朽化したイントラ環境を全面的に見直し、将来的なビジネス要件の変化にも耐え得る拡張性・柔軟性の高い全社イントラ基盤に再構築することで、社員の業務効率の大幅な向上とモバイルを活用した新しい働き方改革の実現をめざしていた。

「イントラがモバイルにも最適化されたことを機に、情報を発信する側は従来の常識に囚われない自由な発想でどんどん情報を発信し、この新しいプラットフォームの使い方を変えていってほしいと願っています。」

北野 隆 氏 伊藤忠商事株式会社 IT企画部 技術統括室長 / ITCCERT長

ソリューション

DesignOpsでユーザ満足度の高いアプリを短期間で開発するプロジェクトが実現

新イントラの基盤システムとして複数のソリューションが比較検討された結果、最終的にMicrosoft社のSharePointの採用が決定した。また、その開発パートナーとして選ばれたのがアバナードだった。「アバナードは、マイクロソフトの最新技術を活用して包括的にプロジェクトを推進できる独自の方法論と高度なスキルを持つエンジニア集団であることに注目しました」と伊藤忠商事株式会社 IT企画部 技術統括室長 / ITCCERT長 北野 隆氏は話す。

新イントラの開発は通常のウォータフォールとアジャイルを組み合わせて行われ、アバナードのオフショア拠点の開発チームを活用することで、全体のコスト調整および納期対応を確実にした。また、スマートデバイスへの対応については、イントラのUI(ユーザーインターフェース)やUX(ユーザーエクスペリエンス)にレスポンシブデザインを採用し、デバイス・ブラウザに応じた表示の最適化手法を採用した。さらに、今回は新たに伊藤忠商事独自のスマートフォンアプリとして、「Itochu Channel」(通称、イトチャン)が開発されることとなった。そして新イントラ更改に合わせて以下の3つのアプリが開発された。

ー 社内電話帳の「イトデンワ」:Office365のAzure ADから社員情報を検索し、外出先からでもデータ系ネットワークを使って内線・外線・携帯への通話やメール送受信が行えるアプリ。
ー イトラベラー:Google mapと連携し、伊藤忠グループの事業会社の住所情報から地図検索や経路検索などを可能にするアプリ。
ー ITガイドブック「伊藤忠の走り方」(通称イトラン):イントラには社内ITのマニュアルを集めたサイトが用意されており、それをモバイル側でも閲覧できるようにしたアプリ。

成果

2016年12月に、新イントラとイトチャンモバイルアプリが同時に公開された。SharePointをベースにイントラ基盤がアップグレードしたことで、パブリッククラウドのAzureやOffice 365、オンプレミス環境などのプラットフォームを対象にスケーラビリティとセキュリティを両立したハイブリッドクラウド環境が実現するとともに、従来の課題だった検索機能の強化や、コンテンツ更新負担の軽減、権限設定・管理の簡素化なども可能になった。また、レスポンシブデザインの採用により、画面の大きさやブラウザに応じたUI/UXの最適化も実現している。

「イントラの情報が整理されたので、情報が次々追加されても見やすく、スマホやタブレットに合う最新のビジュアルになったと大変好評です。また、各部署の管理者側も、従来はHTMLでページの更新をしていた作業をSharePointによって直感的にメンテナンスできるようになったため、業務負担が大幅に軽減し、更新頻度のアップにつながると期待されています」
伊藤忠商事株式会社 IT企画部 技術統括室 清水 麻美氏

伊藤忠商事株式会社

全社イントラとモバイルアプリに新しいユーザ体験を提供することによって伊藤忠商事がどのようにITによる働き方改革を実現したのか、事例全文はこちらよりご覧ください。

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