マイクロソフトソリューションプロバイダーとして業界をリードするアバナード株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：鈴木淳一、以下アバナード）は、2024年9月1日付でロドリゴ・カセルタ（Rodrigo Caserta）を最高経営責任者（CEO）に任命したことを発表しました。現CEOのパメラ・メイナード（Pamela Maynard）は、8月末をもって退任し、マイクロソフトカスタマー＆パートナーソリューションズ（MCAPS）のチーフAIトランスフォーメーションオフィサーとしてマイクロソフト社に入社します。

アバナードの取締役会議長でアクセンチュアテクノロジーグループ最高経営責任者であるカーティク・ナレイン（ Karthik Narain）は次のように述べています。
「長年アバナードを率いてきたロドリゴがCEOに就任することを嬉しく思います。ロドリゴは、エンタープライズおよびミッドマーケットに関する専門知識を有し、当社の顧客に対する深い理解と従業員に対するコミットメントを備えており、市場シェアを拡大するアバナードを率いるにふさわしい人物です。パメラのリーダーシップにより、当社事業を倍増させ、インクルージョン、多様性、ウェルビーイングに焦点を当てた企業カルチャー変革を主導してくれたことに感謝するとともに、マイクロソフト社での新しい職務でも彼女と引き続き緊密に協力していきたいと思います」 

現在、アバナードのグローバルテクノロジービジネスグループリーダーを務めるカセルタは、豊富な経験と実績を活かし、マイクロソフトサービス部門におけるアバナードのリーディングポジションをさらに拡大します。およそ10年前にアバナードに入社して以来、卓越したリーダーシップを発揮し、人材ファースト、顧客重視の企業カルチャーの育成に深く取り組んできました。ブラジル担当ゼネラルマネージャーとして、また後に成長市場エリアプレジデントとして、アバナードのアジア太平洋地域およびラテンアメリカ地域全体の収益と従業員数の大幅な成長を牽引し、常に市場を凌駕してきました。ブラジル出身で、最近家族とともにシンガポールから米国に移住しました。

カセルタは次のように述べています。
「およそ10年前に私をアバナードに引き込んでくれたパメラの足跡をたどることができて光栄です。彼女から得た叡知はかけがえのないものであり、アバナードの次期CEOとして彼女の意思を継ぐことは名誉なことです。複雑な課題、激化する競争、そしてAIの活用が必須の時代において、顧客から信頼できるパートナーとして私たちが選ばれ続けています。私たちの深い専門知識、大胆な野心、そして協力の精神に導かれながら、このような機会を得たことを大変嬉しく、楽しみにしています」

パメラ・メイナードはCEOを退任後、マイクロソフト社での新しい職務に着任し、MCAPSのAI変革の陣頭指揮を執ることになります。

マイクロソフトのチーフコマーシャルオフィサーであるジャドソン・アルソフ（Judson Althoff）氏は、次のように述べています。
「パメラをマイクロソフトのカスタマー & パートナーソリューションの、当社初のAIトランスフォーメーションオフィサーとして迎えることを嬉しく思います。およそ10年に亘り、マイクロソフトとアバナードはAIイノベーションの最前線に立ち、パメラとロドリゴは、私たちの前進に重要な役割を果たしてきました。私は、マイクロソフトとアバナードの長年のパートナーシップをさらに強化し、業界における新たな進歩を開拓するために、彼らのリーダーシップと専門知識を確信して、この新しい章を楽しみにしています」

パメラ・メイナードは、次のように述べています。
「アバナードで16年間目覚ましい活躍をしてきたロドリゴは、次期CEOにふさわしいです。CEOとしての5年間の在任期間を振り返り、組織として成し遂げたことを誇りに思います。アバナードは、マイクロソフトのエコシステムにおける卓越したリーダーとしての地位を確立し、業界アナリスト、マーケットリーダー、マイクロソフトから常に高い評価を得ています。また、Newsweek誌、Glassdoor誌で称賛される当社の企業カルチャーは、インクルージョン、多様性、ウェルビーイングへの揺るぎないコミットメントに根ざしています。AI が人々の生活や働き方に革命をもたらし続ける中、この機会を与えていただいたことを嬉しく思うと同時に、私を信頼して重要な役割を任せてくださったマイクロソフト社に、心から感謝しています」

アバナード、パメラ・メイナード（Pamela Maynard）の後任として新たな最高経営責任者（CEO）にロドリゴ・カセルタ（Rodrigo Caserta）を任命