アバナードの新しい Green IT Enablerが持続可能性を強化

世界経済フォーラムが、データセンターは航空業界よりも多くの二酸化炭素を排出したままであると指摘する中、2025年までに二酸化炭素排出量を削減することを明らかに

※本リリースは、米国本社から発表されたプレスリリースの抄訳です。

【2023年6月15日 – 米国シアトル発】 アバナードは、組織が情報技術(IT)インフラストラクチャとオペレーションの炭素排出を監視し、具体的な対策を講じるための自動化を支援する新しい持続可能性サービス「Avanade Green IT Enabler」を開始しました。

アバナードのトレンドライン調査で、65%の組織が今後12〜18カ月以内にクラウド、ネットワーク、およびデバイスにおけるエネルギーとリソースの削減を優先していることが明らかになりました。これにより、アバナードの新しい「Green IT Enabler」の登場は大きな変化をもたらす可能性があります。この包括的な新サービスは、既存のSustainability Technology AcceleratorとSustainability Quick-Startサービスを強化することで、持続可能性とリソースの意識を技術開発と最適化プロセスを組織に組み込むことを可能にします。

現代の持続可能性志向の時代において、技術が二酸化炭素排出に貢献する役割がしばしば見過ごされています。世界経済フォーラム(World Economic Forum)の最近の報告によれば、データセンターだけでも航空業界(2.1%)よりも多くの炭素排出量(2.5%)があることが明らかになっています。さらに、グリーンソフトウェア財団(Green Software Foundation)の「グリーンソフトウェアの現状(State of Green Software)」報告によれば、2040年までにソフトウェアだけで驚くべきことに、世界の炭素排出量の14%を占めることがわかっています。アバナードのGreen IT Enablerは、この切迫した課題に対処し、組織が資源消費を削減し、技術エコシステム全体を通じて持続可能性を推進するための具体的な手段を取ることができるよう取り組んでいます。

アバナードの調査によると、回答者のうちわずか30%しか現在グリーンソフトウェアの原則を実施しておらず、改善の余地が十分にあることが明らかになりました。アバナードのGreen IT Enablerは、物理的なリソースの最適化と電力需要の削減により、企業が掲げる持続可能性の目標に大きな影響を与えることができます。

アバナードのアドバイザリー グローバルリーダーであり、サステナビリティエグゼクティブ スポンサーであるJillian Moore(ジリアン・ムーア)は次のように述べています。
「アバナードでは、持続可能性をすべての活動に組み込むことを固く信じています。持続可能性の目標を組織の目標と調和させることによって、より大きなビジネス価値と運用効率を引き出すことができます。Avanade Green IT Enablerは、組織がテクノロジーやデバイス、プロセスを持続的に最適化することで、より少ないリソースで利用し、技術の倫理的かつ持続可能な使用によって、透明性と信頼性を構築することができます。これにより、持続可能性は個別のコストセンターから業務に不可欠な部分へと変化します」
組織が持続可能なテクノロジーへの取り組みを開始するためには、まず自身の炭素排出量の影響を理解する必要があります。アバナードのGreen IT Enablerには、最新の炭素会計ツールが含まれており、組織が持続可能性の進捗状況を追跡、評価できるよう支援します。さまざまなITシステムとシームレスに統合されるこのツールは、炭素効率の低いシステムを特定し、コードの書き換えやソフトウェア開発者へのグリーン ソフトウェア エンジニアリングの手法のトレーニングなどのアクションを通じて最適化します。最終的な目標は、リソースの効率化を実現し、炭素排出量を削減することで、より環境に優しい未来への道を開くことです。

*記載されている会社名および製品名は、一般に各社の商標または登録商標です。