Aaron R.
アクセンチュアが2024 Technology Visionを発表し、より人間に近いテクノロジーを自由に使えるようになるための新たなイノベーションの必要性を呼びかけました。2024年は、様々なタイプのアプリに #AI が浸透し組み込まれる重要なイノベーションの年になるでしょう。これを適切に行うには、まず人を第一に考えて設計し、次にテクノロジーを適用することが求められます。これは、Copilot for Microsoft 365を従業員に展開する際に、アバナードで独自に確立実証されたアプローチです。
今年のアクセンチュアのTech Visionで私が好感を持ったところは、 今後のマイクロソフト テクノロジーの方向性に強い関連性を感じたところです。マイクロソフトでは人々を元気づけることに全力を注いでいます。そしてアバナードでは、そのテクノロジーによって真のヒューマンインパクト（Make a genuine human impact）を実現します。以下に各トレンドについての私の考えと、マイクロソフト エコシステムに携わる際に検討の必要がある点をまとめます。
A match made in AI: マイクロソフトと OpenAI は当初から「一致」していました。Azure OpenAI、Fabric、そして新たな AI Copilot エコシステムの組み合わせは、２年前には存在していなかった新しいアプリケーション パスを切り開き、使用者がどのように発見、アクセス、創造するかについて再構築への道を可能にしました。 そこで、カスタマー サービスの向上を目指す通信会社に、店内アクセサリとして新しいOpenAI を搭載したエージェントの導入を支援しました。つまり、従来のAIを生成AI、Copilot、自動化イニシアチブから切り離すことでAIのサイロ化を回避し、効率化、コードの再利用、ROIの向上を実現するために、これらをどのように組み合わせるかについての検討を始めたのです。
Meet my agent: これは私が最も期待しているトレンドなのですが、マイクロソフトが導入した全く新しいアプリのエコシステムで、Copilot （デフォルトのもの）とCustom Copilotをペアリングすることで超強力化することができます。今後この企業向けアプリは、情報面と現場従業員双方のための新しいスキル ストレージとして進展していくものとなります。アバナードはこの取り組みの最前線として、Microsoft 365 向けCopilotのテストとその導入を、自社向けのみならず、数百社のクライアント先でも進めています。つまり、仕事の進めかた自体に変化が生じてきます、インフォメーション ワーカーに限ったことではなくです。データ ガバナンスと、従業員、顧客、パートナーとの信頼関係がAIエージェントを伴う発展を成功に導くポイントとなります。Custom Copilot と私たちの今後の見解については右記をご参照ください： “Digital IQ: Get ready for your AI Copilot” session.
The space we need: アバナードでは、今後、アンビエント コンピューティングの世界への移行が進むと確信しており、空間コンピューティングはその道すがらにあると踏まえています。これが、AIとイマーシブな体験が交わるところであり、現実世界の連続体に対するコントロールを人に委ねるところとなります。Ignite カンファレンスでマイクロソフトはこちらのビジョンを考案しました。 Microsoft Meshの初期版とこれまで注力してきたイマーシブな成果を、今後数カ月で一部公開する予定となっており楽しみです。つまり、これはメタバースではありません。フィジカルとデジタルが融合した製品やサービスの発展によりもたらされる新体験なのです。数年後には、AIファーストからヒューマン ファーストへと移行し、フィジカルであれデジタルであれ、皆さんの本来いるべき理想の場所に居ながらにしてお会いできるようになることでしょう。
Our bodies electronic: このトレンドは魅惑的で、テクノロジーがより人間の身体らしく、そしてより多くを記録する神秘の谷へと誘います。このヒューマン ロボット コラボレーションについて兼ねてより研究してきましたが、こちらは弊社R&D エンジニアリングの責任者であるファーガス・キッドが自身の脳だけでロボットを操作しているところです。 つまり、これはSFのような感じもしますがそうではありません。責任あるAIの導入に必要なガバナンスは、今後発生するであろう全ての問題を解決するための土台となり、それこそがバイオテクノロジーのより広範な企業参入に繋がるのです。
